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令和4年第4回定例会(第4日目) 本文 開催日: 2022-12-02
令和4年第4回定例会(第4日目) 名簿 開催日: 2022-12-02

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  1. 山武市議会 2022-12-02
    令和4年第4回定例会(第4日目) 本文 開催日: 2022-12-02


    取得元: 山武市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-30
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯議長(能勢秋吉君) おはようございます。ただいまの出席議員は18名です。定足数に達しておりますので、本日の会議は成立いたしました。  これより、本日の会議を開きます。  なお、職員による議場内の写真撮影を許可しております。               午前10時00分 開議   ──────────────────────────────────── 2 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第1 一般質問を行います。  はじめに、れいわ、玉置美津恵議員の個人質問を許します。  玉置議員、御登壇願います。  玉置議員。 3 ◯4番(玉置美津恵君) おはようございます。議席番号4番、れいわ、玉置美津恵です。議長のお許しをいただきましたので、通告書に従い、一般質問をさせていただきます。  生まれてくる子どもの減少が、国の想定よりも速いスピードで進み、少子化問題が深刻化しています。そんな状況下でも、出生率が人口の多い地域を上回る地域があります。  山武市でも、少子化対策に取り組んでいただけるよう、何点か質問させていただきます。  松下市長のこれまでの主な実績の中で、一番が子育て支援です。公約では、「子どもたちの笑顔が輝く、子育て支援が充実したまちを目指します」とあり、その実績の項目の中に、「子ども家庭総合支援拠点の設置」とありますが、具体的にどのようなことをされたのか、伺います。 4 ◯議長(能勢秋吉君) 市長、御登壇願います。 5 ◯市長(松下浩明君) 玉置議員子育て支援について、子ども家庭総合支援拠点の設置に係る具体的な内容について、お答えさせていただきます。  山武市では、平成30年に、千葉県で5番目に、子ども家庭総合支援拠点の設置をいたしました。子ども家庭総合支援拠点では、心身ともに健やかな子どもの成長を支援するため、子育てに関する相談等を家庭児童相談係家庭児童相談員が受け、必要な情報提供や支援につなげております。  令和3年度の相談件数は1,886件でありました。また、令和2年度から、親等のしつけの際の体罰が児童虐待に当たると法定化されたことを踏まえまして、リーフレットの配布や広報・ホームページへの掲載など、体罰禁止の啓発・広報の推進にも努めてまいりました。  また、令和3年度からは、教育委員会を組織改編し、幼少期から少年期まで切れ目のない一貫した人づくりを行うため、福祉施策教育施策を集約いたしまして、さらなる機能強化を図っているところでございます。 6 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 7 ◯4番(玉置美津恵君) 「子どもたちの笑顔が輝く、子育て支援が充実したまち」を目指し、子育て支援の推進を図ってきた中で、本市では、いろいろな子育て支援事業を展開しておられますが、主な子育て事業内容と何歳までの支援なのかを伺います。
    8 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 9 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) 本市の主な子育て支援について説明いたします。  子育て世帯への経済的負担軽減として、県の助成対象を大きく上回る形で、中学3年生まで、保険適用となる医療費を無償とした「子ども医療費助成事業」、さらに市独自の制度として、高校生まで対象を拡大した「高校生等医療費助成事業」を実施しています。  また、育児協力がなく、育児不安のある産後1年未満の母親と赤ちゃんを対象とした、母親の休養提供や育児相談を行う「産後ケア」や、多胎児を妊娠中または3歳未満の多胎児を養育している御家庭に、多胎妊産婦サポーターが訪問し、育児や家事の支援をする「多胎妊産婦サポーター事業」も実施しております。  さらに、こども園に通う保護者が、お子さんの病気やけがなどで、保育園に登園させることができないときに、ベビーシッターなどを利用した場合、利用料の一部を助成する「訪問型病児保育利用料助成交付事業」や、生後6か月から小学校に通う前までのお子さんを対象とした「一時預かり事業」などを実施しております。 10 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 11 ◯4番(玉置美津恵君) 政府が総合経済対策や来年度予算編成の検討で、妊娠・出産への支援策を打ち出しました。総合経済対策には、妊娠・出産時の10万円相当の支援が盛り込まれました。  また、出産予定日から1歳の誕生日を迎える前日まで取得できる男性の育児休業制度では、2回に分割で取得できるようになりました。また、別に、産後パパ育休制度では、出生日から8週間以内に2回に分けて、男性が育児休業を取得できますが、子どもが1歳になると、男性の子育て支援はなくなります。男性の育児休業明けの子育ては、女性に家事や育児の負担、子育てと仕事の両立など、負担が重くのしかかることが、現状です。  子育て中のお母さんからの声。山武市に引っ越してきた人が、頼れる親戚がいない、子どもを見てくれる人がいない。市内に祖父母が住んでいるが、仕事をしているので、頼めない。仕事で1時間帰りが遅くなってしまった、学童保育に子どもを迎えに行って、預かってくれる人が欲しい。病院に行く間、子どもを預かってほしい。上の子の就学時健康診断に行くので、下の子を見てほしい。このような声があります。  小学生の子どもを育てている家庭を手助けする支援はあるのか、伺います。 12 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 13 ◯教育部長(今関正典君) 小学校に通うお子さんを持つ御家庭への支援についてですが、主な支援として、学童保育を実施しております。現在、市内11か所の学童クラブにおいて、6年生までのお子さんを対象に、平日は授業終了後から午後7時まで、土曜日及び夏休み等については、午前7時30分から午後7時まで、お子さんをお預かりしております。  なお、お子さんの送迎については、保護者の方にお願いをしているところでございます。 14 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 15 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) 小学校に通う前のお子さんについては、保護者の方の就労・出産・看護・冠婚葬祭など、いろいろな事情により、家庭でお子さんを一時的に見られないときや、育児のリフレッシュをしたいときなどに、こども園お子さんをお預かりする一時預かり事業を行っております。 16 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 17 ◯4番(玉置美津恵君) 銚子市では、令和2年度に出生数が191人となり、子育て支援を重視しなければならないと、今年、社会福祉協議会で、銚子市ファミリーサポートセンターという子育て支援事業ができました。ファミリーサポートセンター事業とは、子育てのお手伝いをしてほしい人と育児のお手伝いをしますという人の連絡調整を行う事業です。  長崎県壱岐島は、合計特殊出生率が2.14と高く、子宝に恵まれる壱岐島として、注目されています。壱岐島の育児環境には、市が主導する子育て支援拠点施設壱岐こどもセンター」、「かざはやひろば」のほか、育児中の母親など、一般住民が主導する子育てサークル「さくらんぼ」や「おひさま」、子育て支援ボランティアサークル「ちんぐ☆ちんぐ」があります。  2015年4月、壱岐市は、育児環境整備を目的に、子育て支援ボランティアグループ育成事業を実施し、民間主導の3サークルに活動費を助成しました。母親主導の子育てサークル会員が増えることで、広く母親同士がつながり、子育ての悩みや相談、子育ての孤立を防ぐ取組になっています。  岡山県奈義町は、合計特殊出生率2.95、人口6,000人に満たない小さな町です。子育て支援施設「なぎチャイルドホーム」の部屋には、おもちゃがあり、保護者は、スタッフに育児の相談をしたり、他の保護者と交流ができます。  現在子育て中の保護者からは、児童館のように、乳児から中学生、高校生の子どもや保護者が、いつでも気軽に行ける場所や、幼児や小学生の子どもを見てくれる短時間の子育て支援制度が求められています。  第2期山武市子ども・子育て支援事業計画では、令和4年度は、中間見直しの時期となっています。その第3章「基本的な考え方」の中の基本理念として、「本市においては、人口の減少や少子高齢化が継続してみられ、核家族化や都市化の進行等も加わり、子どもや子育て家庭を取り巻く環境は変化が大きく、様々な課題を抱えている子育て家庭も増えていると考えられます。また、近年では働く女性が増える中、働き方が多様化し、働き方にあった保育サービスの提供や、子育ての悩みを気軽に相談できる場を提供し、不安を解消して子育ての自信につながる支援が重要となっています。  このような状況は、まちづくり全体においても大きな課題と位置づけており、市の総合計画や関連各計画の基本理念等を踏まえつつ、山武市のこれからを担う子どもたちの成長を社会全体で支援していくため、より具体的・実効性のある計画を目指していく必要があります。  『子育ての第一義的責任は保護者にある』という基本認識のもと、市全体が子育ての意義について再認識し、市民、家庭、地域、行政が一体となって子育てに伴う喜びと次代への希望が実感できるような環境づくりを継続して進めることが重要です。そこで、これまでの基本理念を継承し、『次代を担う子どもたちを地域ではぐくむまち さんむ』を目指し、地域ぐるみ次世代育成子育て支援に取り組んでいきます。」とありますが、核家族化している共働き世帯の支援を早急にできるように、市長はどのようなことを考えているのか、伺います。 18 ◯議長(能勢秋吉君) 市長。 19 ◯市長(松下浩明君) 議員のお話の中で、ファミリーサポートセンター事業や、民間が行う子育て支援等、参考事例を紹介していただきました。ありがとうございます。  市では、妊娠期から子育て期まで、切れ目のない細やかな支援を行うため、子育て世代包括支援センター「はぴねす」や、子育て支援拠点施設である「子育て支援センター」及び子ども家庭総合支援拠点の設置や、園児受入れ月齢引き下げを行い、こども園の充実を図るなど、様々な子育て支援に取り組んできております。  しかし、人口減少や少子化、核家族化、子どもや子育て家庭を取り巻く環境は、日々、変化をしております。また、子育てのニーズも多様化しております。そんな中、今日、玉置議員からの御質問があって、大変ありがたく思っております。  山武市の売りの一つでもある、子育て支援ということで、それをさらに強化してほしいという、全体的な質問であろうと思っておりますので、今後は子育て支援策につきまして、ニーズ調査を実施しまして、本市に合った支援の内容を検討しながら、進めてまいりたいと考えております。  また、民間の力も活用するなど、子育て支援に取り組んでまいりたいと考えております。ありがとうございます。 20 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 21 ◯4番(玉置美津恵君) 2020年(令和2年)、1人の女性が一生の間に産む子どもの数、合計特殊出生率は1.33。少子化の背景には、経済的負担ワンオペ育児があります。夫が、仕事で忙しい。共働きでも、夫の協力が得られない。育児は妻の役割という世の中の考え方。周囲に助けてくれる年配者がいない。  日本男性の家事、育児時間は、先進国の中で最短と、「男女共同参画白書2018年版」が指摘した現実は、衝撃的でした。「男女共同参画白書」は、欧米6か国の各調査と比較して、6歳未満の子どもを持つ夫婦1日の家事・育児関連時間は、夫が、最短の1時間23分で、妻は、最長の7時間34分でした。近くに親や親戚がいない核家族世帯では、男性が思っているより、重く女性に負担がのしかかっています。孤立しがちな子育て世代の不安を安心へと変える手厚い制度が、求められています。  本市では、いろいろな子育て支援に取り組んでこられましたが、今、必要なことは、各家庭に異なる支援ができるファミリーサポート事業だと思います。以前、美杉野地域の主婦の方が、保育士の資格を持っているので、市役所に行って、ファミリーサポート事業のお手伝いをしたいと申し出たが、山武市にはなかったと、がっかりされていました。地域で子育てを支援するファミリーサポート事業を考えていただくことをお願いします。  次に、高齢者のごみ出し支援について伺います。  独り暮らしの高齢者が増える中、自力でごみを収集場所に運べなくなる問題が深刻化しつつあります。私が以前に勤めていた薬局の仕事で、高齢者の自宅に配達をしたときの1軒の家で、スーパーの袋や段ボールが、部屋の中、いっぱいで、やっと歩くスペースがある家がありました。そのときは、何でごみを捨てないのか、不思議に思っていたのですが、今になって、ごみ出しができなかったのではないかと思うようになりました。  本市では、高齢者のごみ出し支援制度はありますか。伺います。 22 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 23 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) 市では、現在のところ、高齢者のごみ出しについての支援制度はございません。  高齢者のうち、要支援・要介護の介護認定を受けられている方であれば、介護保険訪問型サービスでの家事支援を利用いただき、介護認定を受けられていない方からの相談がありましたら、山武市シルバー人材センターが実施しているワンコインサービス等家事支援サービスの利用を御案内しております。 24 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 25 ◯4番(玉置美津恵君) これから、団塊の世代が後期高齢者になる時代に入ります。山武市は、令和4年9月現在、高齢化率36.6%と、年々増加しています。今から支援制度を整えていかないと、間に合わないのではないかと思います。  高齢者のごみ出し支援をどのように考えているのか、伺います。 26 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 27 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) 高齢者のごみ出しについては、高齢化の進展や核家族化を背景として、ごみ出しが困難でありながら、十分な支援を得られていない方が増えているということが、問題として指摘されています。  市としましては、現在のところ、先ほど申し上げました、既存の家事支援サービス等を御利用いただき、それに併せ、高齢者の生活の質の維持や見守りにもつなげていきたいと考えております。  また、今後、社会福祉協議会をはじめ、NPO等関係団体や地域のボランティアの方々などの関係者と連携しながら、地域のつながりの中で、ごみ出し支援を含めた安心・安全で住みやすい地域づくりに取り組んでまいりたいと考えております。 28 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 29 ◯4番(玉置美津恵君) 静岡県伊東市は、市の事業で、高齢者住宅を週1回訪問して収集しながら、安否確認をしています。  千葉県我孫子市は、委託している事業者が、希望者宅に回収に行き、声かけをして、応答がなければ、市に連絡をしています。  福岡県大木町は、委託しているシルバー人材センターの会員が回収、声かけや困り事の聞き取り、緊急時には、町や地域包括支援センターと連携しています。  新潟市は、自治会や地域コミュニティ協議会などの支援団体が、ごみ出し支援をしています。市は、地域の自治会に支援金を交付しています。  このように、高齢化問題が深刻化して、高齢者のごみ出し支援を始めている地域があります。  以前、私の家から歩いて5分ぐらいのところに、80歳を過ぎた女性が独居で住んでいました。ごみ収集日の前日の夕方、私は犬の散歩をしていたのですが、その女性が、手押しのシルバーカーにごみ袋を乗せて、家を出たところで、転んでしまい、シルバーカーが田んぼに落ちたことがありました。外にいた近隣住民の協力で、一緒に女性を助けたことがあります。  この女性のように、支援を受けられずに、高齢者が無理にごみ出しをすることで、けがのリスクが高まります。転倒して骨折すると、寝たきりになるおそれもあります。先ほど、話しましたが、ごみ出しができないと、家の中が不衛生になっている家庭もあります。深刻化すれば、ごみ屋敷となり、悪臭などで、近隣の住民に迷惑をかけることもあるかもしれません。  本市の高齢化率は、年々増加しています。早めの対策を講じていただけるよう、お願いします。  市長に伺います。  生活協同組合コープみらいの「おたがいさま」、組合員であれば、利用できるシステムがあります。生後3か月の赤ちゃんから高齢者まで、30分単位で利用ができます。産後家庭で、上の兄弟がいる場合、親に代わり、保育施設への送り迎えスクールバス停までの送り迎え、病院や役員会に行くときの子守、高齢者の買物、電球交換、草取り、ごみ出し、家庭のちょっとした用事の手助けをしてくれます。このような企業と連携することは可能でしょうか。お伺いします。 30 ◯議長(能勢秋吉君) 市長。 31 ◯市長(松下浩明君) 地域の中には、様々な状況や理由によりまして、何らかの支援を必要とする方がいらっしゃいます。そうした方々への支援を、行政だけで行うのではなく、地域住民と行政が手分けをすることで、手厚く素早く行うことができるものと思います。  まずは、そのような地域福祉の推進に努め、住民の主体的な参加による地域コミュニティの活性化を図り、共に支え合う仕組みづくりを進めてまいりたいと思います。  ただいま、玉置議員の御質問にありました、生活協同組合コープみらい千葉県本部様につきましては、各事業者が業務を遂行する中で、高齢者の異変に気づいた場合に、市や協力機関への通報をいただく「高齢者見守りネットワーク事業」の協力事業者となっていただいております。  この高齢者見守りネットワーク事業でございますけれども、これは、山武警察署や山武郡市広域行政組合東消防署といったところ、また、一般の事業者といたしましても、郵便局やヤクルト販売等、43社の皆様方が、山武市と協定というか、協力いただきまして、そういう対応をしているところでございます。  こういったことから、現在の協力関係を踏まえまして、さらなる連携が可能かどうか等については、担当部署において確認を行いたいと考えております。ありがとうございます。 32 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 33 ◯4番(玉置美津恵君) 続いて、災害時の独居や高齢者世帯の避難所移動について伺います。  民生委員は1期3年の任期で、それぞれの地域の住民の相談に応じ、必要な援助をします。独り暮らしや夫婦のみの高齢者世帯、病気で生活保護世帯になった方など、活動の重要度は増していますが、民生委員の引受け手がなく、高齢化していると聞いています。  令和元年の東日本台風のときには、一緒に炊き出しのボランティアをした民生委員の方が、炊き出しの御飯を電気のつかない担当地域の高齢者世帯に安否確認を兼ねて、届けていました。  地域の支援を必要とする人の活動をしている民生委員は、1人で何世帯ぐらいの担当しているのか、伺います。 34 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 35 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) 民生委員法に基づく定数基準により、山武市では、全体で113人の民生委員の皆様が、地域の見守り、相談などの地域福祉活動を行っております。  各地区の民生委員1人当たりの担当世帯数は、平均200世帯となっております。 36 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 37 ◯4番(玉置美津恵君) 災害時における民生委員の役割とは、どういうことを想定されていますか。伺います。 38 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 39 ◯保健福祉部長竹宮哲哉君) 災害時における民生委員の役割は、全国民生委員・児童委員連合会で示されている、災害に備える民生委員・児童委員活動に関する指針に基づく活動となります。  指針では、まず、災害に備える民生委員・児童委員活動10か条があり、第1条「自身と家族の安全を最優先に考える」、第2条「無理のない活動を心がける」等、民生委員自身の安全確保が前提の上で、対応をお願いするものです。  その中で、災害発生時の役割としては、可能な限り、近隣住民と声をかけ合いながら、自らが率先して避難行動を取ることで、周囲の人々もついてくる「率先避難」を行い、御本人と家族の安全確保がされた後、現在の状況について報告いただくことが重要な役割となります。  その後の役割としては、避難所運営や被災された要援護者への支援に御協力をお願いすることとなります。  また、災害時のあらゆる活動は、平常時からの地域のつながりがあってこそ、円滑なものとなるため、日頃から住民相互のつながりを意識した活動が求められています。 40 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 41 ◯4番(玉置美津恵君) 以前、埴谷で1人で暮らしている高齢者から、避難所に行きたいけれども、足がないと連絡があり、2回ほど送っていったことがあります。  広報さんむ9月号に掲載されていましたが、警戒レベル3で、高齢者等は避難開始をしますが、今までに困ったことはありますか。伺います。 42 ◯議長(能勢秋吉君) 総務部長。 43 ◯総務部長(小川宏治君) 高齢者の避難の困難事例についての御質問にお答えいたします。  過去、自主避難や高齢者等避難開始、避難指示により、多くの避難所を開設してまいりました。この際、多くの問合せがあった内容として、避難所までへの搬送を希望するものがありました。高齢者の方で、免許を返納している方とか、公共の交通機関を利用できない地域に居住しているなどの理由で、避難したくとも移動手段がないということでした。  行政として、避難所への搬送を災害対応業務として行った場合、その問合せの対応や、搬送に多くの職員を割くことは、避難所の開設運営や他の災害対応業務に支障を来すことが想定されることから、家族や知人、近所の誰かにお願いできませんかとお断りしている状況であり、大きな問題点として、認識しているところでございます。  以上です。 44 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 45 ◯4番(玉置美津恵君) 高齢者が安全に避難だけできる体制は、必要だと思います。高齢者の許可を得て、希望者には、両隣や向かいの家など、近隣住民の協力を個別避難計画に取り入れられるか、伺います。 46 ◯議長(能勢秋吉君) 総務部長。 47 ◯総務部長(小川宏治君) お答えします。  現在、個別避難計画の作成に取りかかっている段階でございます。個別避難計画は、誰の避難を誰が支援するかを具体化したものでございます。支援者は、家族や知人に限らず、民生委員、ケアマネジャー、ヘルパー及び自主防災組織等も想定されますが、1人の避難者の避難支援を確実に行うためには、2名以上の支援者の確保が必要で、これらの方たちだけでは、十分な確保ができない状況であり、当然、近隣住民の御協力を得て、個別避難計画を作成することとなります。  以上です。 48 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 49 ◯4番(玉置美津恵君) 3年前の東日本台風のときには、何人ぐらいで、避難所運営をされていたのか、伺います。 50 ◯議長(能勢秋吉君) 総務部長。 51 ◯総務部長(小川宏治君) お答えします。  令和元年の東日本台風では、避難者が約1,400名にも及んだことから、避難所を12か所開設いたしました。台風の上陸が夜間になり、職員の交代ができないことから、避難所1か所当たり5名を配置し、避難所運営を行いました。  以上です。
    52 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 53 ◯4番(玉置美津恵君) 多数の地域防災組織がありますが、地域差があり、災害時に避難所運営が難しい地域があります。手が足りない高齢者の避難所移動、避難所の支援物資の配布、子どもに絵本を読む、掃除をするなど、自分にできる範囲の緩いボランティアならやりたい。地域のために、何か手伝いたいが、負担になるようなことはしたくない。義務的にやらされるのは嫌。できる内容のことなら、手伝いたい。  やりたい気持ちのある人の受入先として、中学生でも参加できるような防災ボランティアバンクを、山武市全域で募集できないか、伺います。 54 ◯議長(能勢秋吉君) 総務部長。 55 ◯総務部長(小川宏治君) 防災ボランティアバンクに関する御質問にお答えいたします。  先ほど述べましたとおり、問題点として認識している要配慮者の避難所への移動支援、きめ細やかな避難所運営を行うための避難所運営支援、避難所での避難生活に抵抗があり、在宅で避難する在宅避難者の支援等を、近隣住民の御協力を得て行うことが重要であると理解しております。  これらの支援を行う防災ボランティアを平時から確保することは、非常に有意義なことであると考えております。今後、防災ボランティアバンクの立ち上げやボランティアバンク登録の募集要領、災害時のボランティアに対するニーズとボランティアの希望のマッチングの要領等について、社会福祉協議会と連携しつつ、検討してまいりたいと考えております。 56 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 57 ◯4番(玉置美津恵君) 年に数回参加できる人が学んでいくうちに、令和元年東日本台風のようなことが起きれば、災害の起きた地域に、災害のない地域から応援のボランティアが支援に行ける体制ができると思います。中には、やる気のある人同士が、組織を立ち上げるかもしれません。中学生にもボランティア精神が育まれるのではないでしょうか。  地球温暖化で、いつ、何が起こるか分からない時代です。災害のない今、共助精神のある希望者を募り、防災ボランティアバンクを立ち上げていただけるよう、お願いします。  また、このような質問をさせていただいたことにより、市民の皆さんが、近所の高齢者が、膝が痛いと言っていた、ごみ出しが大変そうだから、声をかけてみようかな。また、高齢者世帯だけではなく、近所の様子を気にかけるような思いやりのある市民が増えることを期待して、一般質問を終わらせていただきます。丁寧な答弁、ありがとうございました。 58 ◯議長(能勢秋吉君) 以上でれいわ、玉置美津恵議員の個人質問を終わります。  次に、れいわ、小川一馬議員の個人質問を許します。  小川議員、御登壇願います。  小川議員。 59 ◯10番(小川一馬君) 議席番号10番、れいわの小川です。ただいま、議長より、個人質問の許しをいただきましたので、通告に従って、質問をさせていただきます。  まず、今朝、FIFAワールドカップで、日本が勝利し、決勝トーナメント進出が決まりました。心から祝福をしたいと思います。私は、一般質問の最後のバッターですが、気持ちを込めて、質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。  師走に入り、令和4年も残り1か月余りとなりました。最新の世界経済は、急激な物価上昇によるインフレと食料不足、さらには、国内では円安が進み、先行きに不透明感が払拭されておりません。  主な要因は、ロシアによるウクライナ侵攻や長引く新型コロナウイルス感染症などであります。これらの問題が早く収まることを祈念申し上げ、質問に入らせていただきます。  はじめに、道路行政について、3点伺います。  まず、県道30号線の路線変更による交通量の影響について伺います。  横芝光町の屋形地先、県道飯岡一宮線バイパス整備が進み、10月下旬に開通しました。このバイパス整備に伴って、銚子・飯岡方面から山武市に向かって走る上り車線が、蓮沼海浜公園前ウォーターガーデンの道路と接続したことで、車の往来が大きく変わってきたと思います。  そこで、整備後の検証について、交通量調査が行われているのか、また、行われていれば、その結果などを伺います。お願いします。 60 ◯議長(能勢秋吉君) 市長、御登壇願います。 61 ◯市長(松下浩明君) 小川議員の道路行政について、県道30号線、主要地方道飯岡一宮線の路線変更の影響についての御質問にお答えさせていただきます。  千葉県により整備が行われた主要地方道飯岡一宮線バイパス整備、屋形工区が、10月26日に開通いたしました。この開通に伴い、蓮沼海浜公園前の道路の交通量が多くなることが見込まれたため、市では蓮沼地域の海岸部の地区へ、開通する旨のお知らせと注意喚起の啓発として、地区回覧をお願いいたしました。  現時点では、交通量の調査を行っていないと、県より伺っておりますが、市独自で交通状況の確認を行ったところ、飯岡方面からの車両の流れについては、バイパス方向への移行が、ほぼ完了している状況であります。  以上でございます。 62 ◯議長(能勢秋吉君) 小川議員。 63 ◯10番(小川一馬君) 私が住む地区でも、開通される前に回覧がありまして、確認をいたしました。  次に、路線変更後の安全対策について伺います。  検証については、これからということですが、新たな路線は、今までの道路と違って、直線が長く、安全対策が強く求められると考えます。  そこで、蓮沼海浜公園前道路の今後の安全対策や、夏季シーズンの渋滞対策について、どうお考えか、伺います。 64 ◯議長(能勢秋吉君) 建設環境部長。 65 ◯建設環境部長(今関 務君) お答えします。  御質問の蓮沼海浜公園前の道路は、市道蓮沼113号線で、今後、交通安全などの対策として、看板の設置や路面標示などを、関係機関と協議した上で、実施したいと考えております。  また、県道への迂回を促す注意喚起看板の設置など、夏季シーズンの対策として、通過交通の流入抑止につながる対策も考えていきたいところでございます。 66 ◯議長(能勢秋吉君) 小川議員。 67 ◯10番(小川一馬君) ただいま答弁をいただきましたが、特に、蓮沼ウォーターガーデン周辺は、夏の間は、かなりの混雑が予想されます。今までも、夏休みに入って、特に週末、またはお盆のときは、もう大渋滞と言っても過言ではない。その日のお天気の状態にもよると思いますが、そういう状況が、今までの流れであります。  そういった中で、今度、蓮沼ウォーターガーデン前が、銚子方面からの上りの本線に変わったわけです。今の答弁では、これから、道路標識などの注意喚起をいろいろ行うということでありますが、今からでも、関係機関としっかりと協議の上、ぜひとも、事故のないように、また、外から来た観光客が、安心して走れるような対策の協議を、ぜひよろしくお願いいたします。  この蓮沼海浜公園道路には、海水浴場入り口交差点が3か所あります。そのうちの南浜海岸入り口交差点には、信号がなく、過去にも、交通事故が何度も発生しております。交通量の増えることが見込まれる中、信号機設置も含めて、今後の対応について、どうお考えなのか、お伺いします。 68 ◯議長(能勢秋吉君) 建設環境部長。 69 ◯建設環境部長(今関 務君) この路線は、開通から40年が経過していること、片側2車線の交互通行で、暫定的に供用を開始していることなどから、現在の基準に合致しない状況があります。交差点改良工事など、比較的規模の大きな事業につきましては、今後、関係機関との協議を行うことが必要になります。  また、信号機設置につきましても、交通量などの設置基準を満たすに至らない状況も考えられます。市としましては、視覚的効果のある看板や路面標示など、即効性のある対策を、関係機関と協議した上で、実施したいと考えております。 70 ◯議長(能勢秋吉君) 小川議員。 71 ◯10番(小川一馬君) この道路沿線では、住宅も少なく、蓮沼海浜公園の中を直線道路が続き、開放的でスピードも出やすく、交差点の大きさからいっても、事故抑止のためにも、南浜交差点信号機の設置を強く要望させていただきます。よろしくお願いいたします。  今の交通量では、設置基準を満たすには至らないという説明でしたが、これから年が明け、暖かくなって、ゴールデンウイークから夏のトップシーズンの交通量の検証も、併せて要望とさせていただきます。  また、その道路余剰地といいますか、雑草の草刈り作業管理についても、これから交通量が増えてくると、さらに、危険度も増してくると思います。今まで、道路に面したところ、背丈の高いところは、もう1メートル以上の草が伸びて、往来に右折、左折するときに、蓮沼海浜公園の道路に出るときに、もう右も左も見えない状態で、本当に怖い思いも、私も何度も経験しております。そういう声も聞いておりますので、そういった管理の面も、しっかりと調整また検討していただくことを要望とさせていただきます。よろしくお願いいたします。  次に、飯岡一宮線バイパスについて伺います。  現在、小松浜地区で、主要道路と産業道路をつなぐ形で、道路整備が進められていますが、道路のネットワーク効果はもとより、飯岡一宮線バイパス整備事業の機運を高める効果もあると、私は考えます。  そこで、この道路整備の進捗状況と開通時期について伺います。 72 ◯議長(能勢秋吉君) 建設環境部長。 73 ◯建設環境部長(今関 務君) 御質問の道路整備は、木戸川右岸、飯岡一宮線、小松地先の信号機のあるT字の交差点から、産業道路へ向かう新設道路の整備事業でございます。  平成30年度に測量調査を開始し、令和3年度に工事に着手、現在、70%が完成し、今年度、残り30%の工事を発注して、現在、完成に向けて、工事が進められております。  工事が順調に進んだ場合は、来年2月完成を予定しておりますが、現時点で資材調達に支障が出ており、完成の時期がずれ込むということが見込まれる状況でございます。 74 ◯議長(能勢秋吉君) 小川議員。 75 ◯10番(小川一馬君) 分かりました。完成を目指して、どうぞよろしくお願いいたします。  このバイパス整備に向けてですが、これからの市の取組方、また、考え方についても伺います。 76 ◯議長(能勢秋吉君) 建設環境部長。 77 ◯建設環境部長(今関 務君) 飯岡一宮線バイパス整備につきましては、九十九里海岸の地域活性化に大きく寄与する事業で、周辺に与える影響はもちろん、市のまちづくりにも関係してくるもので、必要不可欠な事業と感じております。  本市と九十九里町、横芝光町の1市2町で、主要地方道飯岡一宮線バイパス建設促進期成同盟会を立ち上げ、事業主体の千葉県へ道路整備促進の要望を継続的に行っているところでございます。 78 ◯議長(能勢秋吉君) 小川議員。 79 ◯10番(小川一馬君) この事業は、蓮沼海浜公園の計画から、もう、はや半世紀以上が過ぎております。  9月県議会の中で、小野崎県議からも、蓮沼海浜公園とバイパス整備に向けて質問をしていただいております。  先ほど説明がありました、10月26日、飯岡一宮線バイパス、屋形工区の開通に伴い、車の流れは、蓮沼海浜公園前の道路に接続し、一路、木戸川方面へと新しく移行しております。そんな中、かねてよりの飯岡一宮線バイパスの整備、特に木戸川橋の新しい橋を架ける思いが、ぐっと膨らんで来ております。  ただいま、建設環境部長からも、九十九里海岸の地域活性化は必要不可欠な事業であると、9月議会に続いての答弁をいただきました。ありがとうございます。  そして、お二方の県議と連携を図り、市長と市議会と一丸となって、飯岡一宮線バイパス整備の実現に向けて、市長には、我々の先頭に立って、事あるごとに、知事に届けていただきたいと思いますが、市長に伺います。 80 ◯議長(能勢秋吉君) 市長。 81 ◯市長(松下浩明君) 議員のおっしゃるとおりで、事業化になってから、かなりの時間を要しております。観光の産業をはじめ、各方面から、早期完成を望む声があるということも認識しておりまして、この事業の推進と併せまして、蓮沼海浜公園をはじめとする観光資源の活用など、戦略的に取り組む必要があると考えております。  私としても、この件は、長く要望を積み重ねてきた経緯もございますので、今後もさらなる事業進捗を図っていただけるよう、積極的に要望を続けていきたいと考えております。 82 ◯議長(能勢秋吉君) 小川議員。 83 ◯10番(小川一馬君) 知事の耳にたこができるぐらい、先人の方々の思いを届けていただければ、近い将来に、きっとバイパス整備の事業化が見えてくると思います。どうかよろしくお願い申し上げまして、次の質問に移ります。  2つ目の地域防災について、3点、伺います。  3.11東日本大震災から、はや11年が経ちます。先月の11月13日(日)に、津波浸水想定区域を対象とした津波避難訓練が実施されました。地域防災の取組として、自主防災組織による地域防災活動があると考えますが、現在の山武市の自主防災組織の現状について伺います。 84 ◯議長(能勢秋吉君) 総務部長。 85 ◯総務部長(小川宏治君) 自主防災組織の状況について、お答えいたします。  現在、市内265の区や自治会に対して、90の自主防災組織が設立されております。内訳は、成東地区が49組織、山武地区が14組織、松尾地区が13組織、蓮沼地区が14組織でございます。  今後、設立を検討している区や自治会があり、増加傾向にある状況でございます。 86 ◯議長(能勢秋吉君) 小川議員。 87 ◯10番(小川一馬君) 私の地元にも、14の自主防災組織があるそうですが、1組織当たり、何人ぐらいで構成されているのでしょうか。また、全体の人数が分かりましたら、教えてください。 88 ◯議長(能勢秋吉君) 総務部長。 89 ◯総務部長(小川宏治君) 自主防災組織の構成についての御質問でございます。  自主防災組織の届出は、区自治会単位でお申込みいただいている状況になっていますので、その自治会区の規模が、そのまま自主防災組織の構成員の数になります。  そういうことでいいますと、例えば、蓮沼でいいますと、殿下地区の自主防災組織は、192世帯が加入されているという形になります。  市で一番大きい自主防災組織は白幡になりまして、白幡については、610世帯が加入されているという形になって、区の大きさで決まってくるということになっています。  以上です。 90 ◯議長(能勢秋吉君) 小川議員。 91 ◯10番(小川一馬君) よく分かりました。ありがとうございます。  次に、防災士の山武市内の現状について伺います。  地球温暖化に伴う異常気象による大雨や大洪水、また、地震など、災害が、国内でも、年々、頻繁に起こっています。山武市でも、3年前の台風15号の記憶がよみがえります。  各地区の自主防災組織の構成員に対して、防災士の資格を取得してもらうことで、地区防災力の向上が図れると考え、これを提案したいと思いますが、いかがなものでしょうか。よろしくお願いいたします。 92 ◯議長(能勢秋吉君) 総務部長。 93 ◯総務部長(小川宏治君) 自主防災組織に防災士の資格を持った方を構成員として入れるということの御提案をいただきました。  自主防災組織は、地区防災の要であり、この組織に、防災に関する知識を有する防災士が構成員としていていただくことは、組織の活動の活性化、地域防災力の向上につながっていくと思われますので、御提案いただいたように、今後、自主防災組織に対して、防災士の資格取得を呼びかけてまいりたいと考えております。御提案ありがとうございました。 94 ◯議長(能勢秋吉君) 小川議員。 95 ◯10番(小川一馬君) 防災士の近年の資格取得状況と、取得のための市の取組について伺います。 96 ◯議長(能勢秋吉君) 総務部長。 97 ◯総務部長(小川宏治君) 資格取得の状況でございます。  近年の取得状況でございますが、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、低調で、令和元年は2人、令和2年は3人、令和3年はゼロ人であり、本年は2人を予定しております。  市の取組といたしましては、広報紙やホームページで、毎年、防災士の資格取得について周知しておりますが、今後、さらに資格取得者が増えますよう、防災士協会や市民活動団体を通じ、直接、周辺住民に対する周知を図ってまいりたいと考えております。
     また、資格取得のための講習や試験等の経費を補助するため、1人当たり、2万5,000円を補助金として交付しており、年に4人分の予算を確保しているところでございます。 98 ◯議長(能勢秋吉君) 小川議員。 99 ◯10番(小川一馬君) 防災士の災害時の役割について、どういう役割が主になるのかをお聞きをいたします。 100 ◯議長(能勢秋吉君) 総務部長。 101 ◯総務部長(小川宏治君) 防災士の災害時の役割についての御質問いただきました。  防災士の基本的な理念といたしましては、まず、自分の命を自分で守るという自助のところが、考えるベースになります。また、地域や職場で助け合い、被害の拡大を防ぐため、共助の中では、地域の声かけ役となり、リーダーシップを発揮していただくというような役割。さらに、市民や企業、自治会、防災機関等と協力して活動するために、中に入り、共に活動していただくという形を努めていただくことが、防災士の役割ということになります。  以上です。 102 ◯議長(能勢秋吉君) 小川議員。 103 ◯10番(小川一馬君) 防災士については、よく理解ができました。  私も機会があれば、来年度に資格を取りたいという思い、気持ちが湧いてまいりました。  結びが近づいてきました。最後、要望としまして、これまでの説明の中で、年に防災士資格者が4人だけでは、地区の防災組織全てに、1名以上の防災士を組み入れるということを考えた場合、相当数の期間を要することとなるため、資格取得希望者が多数になる場合においては、予算等の面でも、資格取得者が順調に増加するような対応を要望したいと思います。  この件について、毎年、予算は4人分の10万円ということでありますが、4人よりも増えた場合、安心安全の面からも、また自助・共助の面からも、何とか枠を広げていただくような前向きな形で行っていただきたいと思いますが、その点について、最後、市長の考えをお聞かせください。 104 ◯議長(能勢秋吉君) 市長。 105 ◯市長(松下浩明君) 今回の御質問、いろいろありがとうございました。  津波のときの対応とか、ボランティアセンターが立ち上がったときなど、いろいろ思い出すわけですが、やはり、そのときに、当時、高知尾議員は消防団長ということで、本当に頑張ったなどということが、いろいろ頭の中にイメージしてきます。また、そういう災害がここに来たらということも考えながら、我々は、いつもびくびくしながらも、対応していかなければいけないと考えております。  防災士に関しましても、今、皆さん、非常に頑張ってくれていますので、なるべく多くの方に、その資格を取っていただきたいと思っています。今、議員からもお話をいただきましたけれども、予算等も考えてまいりたいと思っています。御質問を本当にありがとうございました。 106 ◯議長(能勢秋吉君) 小川議員。 107 ◯10番(小川一馬君) ぜひ、よろしくお願いしたいと思います。  以上で、12月議会の個人質問を終わります。お疲れさまでした。 108 ◯議長(能勢秋吉君) 以上でれいわ、小川一馬議員の個人質問を終わります。  これで、予定した一般質問は全て終了いたしました。   ──────────────────────────────────── 109 ◯議長(能勢秋吉君) ここで暫時休憩いたします。再開は午前11時10分といたします。              (休憩 午前10時57分)              (再開 午前11時08分) 110 ◯議長(能勢秋吉君) 再開します。休憩前に引き続き、会議を開きます。   ──────────────────────────────────── 111 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第2 議案第1号ないし議案第6号並びに議案第8号ないし議案第20号を一括議題といたします。  これから、議案に対する質疑を行います。  はじめに、議案第1号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 112 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第1号の質疑を終わります。  次に、議案第2号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 113 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第2号の質疑を終わります。  次に、議案第3号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 114 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第3号の質疑を終わります。  次に、議案第4号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 115 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第4号の質疑を終わります。  次に、議案第5号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 116 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第5号の質疑を終わります。  次に、議案第6号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 117 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第6号の質疑を終わります。  次に、議案第8号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 118 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第8号の質疑を終わります。  次に、議案第9号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 119 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第9号の質疑を終わります。  次に、議案第10号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 120 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第10号の質疑を終わります。  次に、議案第11号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 121 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第11号の質疑を終わります。  次に、議案第12号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 122 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第12号の質疑を終わります。  次に、議案第13号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 123 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第13号の質疑を終わります。  次に、議案第14号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 124 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第14号の質疑を終わります。  次に、議案第15号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 125 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第15号の質疑を終わります。  次に、議案第16号について、質疑に入ります。
     質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 126 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第16号の質疑を終わります。  次に、議案第17号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 127 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第17号の質疑を終わります。  次に、議案第18号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 128 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第18号の質疑を終わります。  次に、議案第19号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 129 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第19号の質疑を終わります。  次に、議案第20号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 130 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第20号の質疑を終わります。   ──────────────────────────────────── 131 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第3 常任委員会議案付託を議題とします。  議案第1号ないし議案第6号並びに議案8号ないし議案第20号の19議案については、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託いたします。  また、議案付託表に誤りがあった場合は、議長が処理することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) 132 ◯議長(能勢秋吉君) 御異議なしと認めます。  なお、各常任委員会の開催については、議案付託表に併記の常任委員会開催一覧表により、開催日の通知といたします。   ──────────────────────────────────── 133 ◯議長(能勢秋吉君) 以上をもちまして、本日の日程は終了いたしました。  次の会議は、12月12日、定刻までに御参集願います。  本日はこれにて散会といたします。御苦労さまでした。               午前11時14分 散会 Copyright © Sammu City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...